写真を頼んだら、結婚式の動画は必要?
短い答え
すべてのお二人に必要なわけではありません。ただ、動画には写真に残せないもの、つまり声と動きが残ります。年長の方の祝福の言葉、スピーチの声の調子、友人の笑い声、その日の本当の空気。ご両親や祖父母がご高齢の場合や、大切な人が遠くから来てくれた場合は、結婚準備のグループでも、動画を頼んでよかったという声が多く聞かれます。予算が限られていれば、写真と動画を1チームで撮るか、いちばん大切な場面だけを残すことで費用を抑えられます。
写真と動画は役割が違う
写真は額に入れ、アルバムにし、SNSに載せるもの。よい1枚はその瞬間全体を物語ります。動画は記念日に見返し、来られなかった人に見せるもの。聖水の儀式で震える手、祝福の糸を結びながら年長の方がかける言葉、泣いて最後まで話せない友人のスピーチなど、写真に残らない瞬間を残します。
ですから、どちらかがもう一方の代わりになるわけではありません。10年後、この日の何を見返したいかを考えてみてください。みんなの姿なら写真で十分。誰かの声なら、動画のほうが応えてくれます。
動画があってよかったと感じやすいお二人
- ご高齢の親族がいて、その声や仕草を残したい。
- 海外にいるなど、参列できない大切な人に儀式を全部見てほしい。
- ご家族が大切にしている伝統的な儀式があり、すべての手順を残したい。
- 友人に共有したり、披露宴で流したりするショートフィルムがほしい。
- 大きな披露宴のない小さな式でも、その日を物語として残したい。
予算が限られていても、両方残せる
ひとつ目は、写真と動画を同じ日に撮れる1チームに頼むこと。2チーム分の交通費がかからず、当日に2組を調整する必要もありません。私の場合、前撮りの写真は20,000バーツから、写真付きの動画は27,000バーツから、交通費込みです(タイ南部は+5,000)。
ふたつ目は、いちばん大切な場面だけを残すこと。一日通しではなく朝の儀式だけを半日で撮り、共有用の3〜5分のショートフィルム、ご両親が見返すための儀式の全編、またはその両方から選びます。予算を率直に教えていただければ、ちょうどよい形を一緒に選びます。
前撮りの動画と、当日の動画の違い
前撮りの動画は式の前に撮影し、場所や時間、光を選べるので、二人の物語をじっくり描けます。披露宴で流したり友人に共有したりするショートフィルムがほしいお二人に向いています。当日の動画は、実際に起きることを記録します。思い通りにならず、一度きりであること自体が価値です。
予算的にどちらか一方なら、後から取り戻せないのはどちらかを考えてみてください。前撮りは式の後でも撮れますが、儀式の日の年長の方の声は、その日しかありません。
昔ながらの野暮ったい結婚式ビデオは嫌
野暮ったさの多くは、ポーズの指示、エフェクト、お二人と関係のない音楽から生まれます。私はポーズを指示せず、カメラを見る必要もありません。お二人がふだん本当にしていることをしてもらい、それを映画のように撮るので、映像はお二人らしくなります。
気に入っている作品のひとつは、コロナで式を延期し、代わりに二人で旅に出たカップルの前撮りです。もうひとつは、違う二人が離れ、また巡り会うまでを描いたもので、結婚式の一日を通して撮った長い作品です。
まだ迷っているなら
日程、会場、おおよその予算をそのまま送ってください。まだ決める必要はありません。その予算で、動画ありとなしでそれぞれ何ができるかをお伝えするので、比べてから選べます。
ご両親に、どの場面を残したいか聞いてみるのもおすすめです。僧侶の祝福や聖水の儀式など、年長の方が大切にしている場面こそが、動画を残す決め手になることがよくあります。